天皇陛下と愛子さまが宮内庁による雅楽の演奏会を親子で鑑賞されました。

午前10時半ごろ、黄色いネクタイの陛下とクリームイエローの装いの愛子さまは、会場の宮内庁楽部に到着すると観客から拍手で迎えられました。

「雅楽」は、ユネスコの無形文化遺産に登録されている伝統芸能で、神楽笛や琵琶など古くから伝わる楽器が使われます。

きょう(26日)の演奏会では、2019年に令和の即位行事でも演奏された「久米舞」なども披露され、陛下は「即位のとき以来ですね」と話されました。

おふたりは、楽器の説明や曲目について説明を受けながら、およそ1時間半、熱心に鑑賞されていました。また、愛子さまは途中からめがねをかけ、真剣な表情でご覧になりました。

宮内庁楽部での演奏会は年2回行われていて、伝統芸能に関心がある愛子さまは、7回連続で足を運ばれています。

今回の演奏会について陛下は「素晴らしかったです」、愛子さまは「装束が綺麗ですね」などと話されたということです。