10月25日、長崎市で原爆犠牲者を追悼し、世界に平和を訴える市民大行進が行われました。

「市民大行進」は、市民の自主的な参加によって54年にわたり続いています。

被爆者・田中 安次郎 さん「きょう参加している若いお友達、お友達が大きくなっても、のびのびと生活できる、そんな環境をいつまでも残していきたい」

平和祈念像前から爆心地公園までを、参加した被爆者や学生ら約1,100人が、平和のメッセージが書かれたビブスを着用し、行進しました。

被爆80年、被爆者の高齢化が進む中、若い世代の姿も多くありました。

大学生「戦争を体験された方々が少なくなってきてしまっている。戦争について学ばないとなという気持ちで参加しました」

行進後は、世界平和を願い、白い鳩の風船を一斉に空に放ちました。













