退職代行サービス「モームリ」の運営会社が弁護士に違法に仕事をあっせんしたとされる事件で、JNNは社内会議の音声を入手しました。

「モームリ」の運営会社が退職代行のスキームを変更するという主旨の社内会議の音声を入手しました。

社内会議の音声(関係者提供)
「労働組合と退職代行サービスを切り離して行おうと考えています」

捜査関係者へ取材で、複数の関係者が「労働組合を使うスキームは谷本慎二社長が首謀していた」と話しているということで、警視庁は「モームリ」が違法性を認識していた可能性もあるとみていて、調べを進めています。

一方、「モームリ」の運営会社は『現在の顧問弁護士との契約を解除すると共に、役員の体制を見直す』などとするコメントを発表。さらに、『営業再開しておりますが、今までより一層の法令遵守を徹底することによりサービスを今後も継続いたします』としています。