パレスチナ自治区ガザをめぐるアメリカ主導の和平計画をめぐり、イスラエルとイスラム組織ハマスが合意しましたが、イスラエルのコーヘン駐日大使はハマスに対し、「ガザから立ち去る」よう求めました。
イスラエル ギラッド・コーヘン駐日大使
「国際社会はハマスに対し、今回の合意で署名した責任を遵守するよう、改めて要求すべきです。武器を放棄し、ガザを非武装化し、ガザから立ち去ることです」
イスラエルのコーヘン駐日大使はきょう、都内で会見を行い、イスラム組織ハマスについて「合意に違反しており、排除されるべきだ」と改めて強く批判。「イスラエルは平和を望み、戦争を終わらせたい」として、和平合意を維持する姿勢を強調しました。
一方、日本がパレスチナ国家承認を見送ったことについて「大変歓迎すべきことだ」と解釈してみせ、日本を含む国際社会に対して、中東地域の安定化と平和の実現へのさらなる貢献を求めました。
また、ICJ=国際司法裁判所がイスラエルにガザ地区の人道支援への法的義務を勧告したことについては、「ハマスの残虐性を考慮せずイスラエルを批判するのは不当だ」と反発。
「中東地域から過激派を排除しようとするトランプ大統領の構想を台無しにする」などと、これまでのイスラエルの立場を崩しませんでした。
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