高市総理が労働時間規制の緩和を検討するよう上野厚労大臣に指示したことについて、日本労働組合総連合会=「連合」の芳野会長は「緩和することはあってはならない」と主張しました。
連合 芳野友子 会長
「未だに過労死、過労自死が散見される実態から目を背け、長時間労働を積み重ねれば生産性が上がるかのような言説に惑わされることなく、全ての働く者の幸せを追求していただくようお願いをしたい」
高市総理が残業時間の上限を定めた労働時間規制の緩和を検討していることについて、連合の芳野会長は高市総理に対して、「全ての働く者の幸せを追求する」よう求めました。
また、芳野氏は現行の時間外労働の上限規制が「過労死ラインギリギリの水準」だと指摘し、「緩和することはあってはならない」と主張しました。
さらに、「豊かな生活時間を保障するという観点でいえば、むしろ上限規制の更なる縮減こそ必要ではないか」との考えを示しました。
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