高市総理は23日、就任後初めて、北朝鮮の拉致被害者の家族会と面会し、拉致被害者の帰国のため「金正恩総書記との首脳会談に臨む覚悟もできている」と意欲を示しました。
高市総理
「私自身も自分なりにリーダーシップを発揮をしまして、何としてもこれ、突破口を開くべく、取り組んでまいろうと思っております。もちろん金正恩委員長との首脳会談に臨む覚悟もできております」
高市総理は23日、横田早紀江さんら北朝鮮による拉致被害者の家族会と面会し、2002年に5人の拉致被害者が帰国して以降、1人も帰国できていないことについて「ご家族の皆様が悲痛な訴えを続けながら、肉親との再会を祈るしかなかった、この状況、大変申し訳ない」と陳謝しました。
その上で、来週、来日するトランプ大統領をはじめ、各国首脳との面会などの際には、拉致問題について話し、理解とご協力を求めていくと話しました。
さらに、北朝鮮に対しては、「過去の政権が行ってきた様々なルートでの働きかけを踏まえつつ、自分なりにリーダーシップを発揮し、突破口を開くべく、取り組んでまいろうと思う」と話し、「金正恩総書記との首脳会談に臨む覚悟もできている」と強調しました。
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