■電気代値上げで遊園地ピンチ 電球も“ところどころ抜いて節電”
新潟県・阿賀野市にある遊園地「サントピアワールド」。契約する新電力が値上がりし“電気代が2倍”になりそうだと話します。

サントピアワールド 高橋修園長
「今まで1年で1700~1800万円くらいの使用料だったが、今回の値上げで倍の3500万円くらいになってしまう。びっくりです」

このままでは営業を続けられないと、今年7月、チケット代の値上げに踏み切りました。そして自慢のメリーゴーランドは…

サントピアワールド 高橋園長
「ところどころ黒いのが見えますが、電球を抜いた場所なんです。節電につとめているところ」
さらに、こんな取り組みも…

記者
「こちら『電源人間』というアトラクションなんですけれども、当初は、お客さんに発電してもらおうということで設置されたということです」
もともとは、このメリーゴーランドを動かす予定でしたが…

サントピアワールド 高橋園長
「これ(電源人間)が30個以上無いと、どうにもなるようなものではなかったので、これ(小さいメリーゴーランド)に変えた」
来園者からは、心配の声が上がっています。

男性来園者
「値上がりが心配で、経営を圧迫しないように、国や県もしっかりこういう大事なところを無くさないようにしてもらいたい」
この日、シーズン最後の営業日だった遊園地。来年3月に再開しますが、電気代高騰の不安は尽きません。

サントピアワールド 高橋園長
「当然、経営にもろに直結する部分ですし、経費の中で一番高い部分。少しでもそこをどうするかは、これから考えるときですが、(電気代が)どうなるのかは非常に心配」














