石川県白山市の北陸自動車道で23日、トラックが炎上し、車6台が関係する事故がありました。この影響で北陸自動車道は美川ICと白山ICの間の上下線で通行止めとなっています。

23日午前8時50分ごろ、白山市石立町の北陸自動車道上り線で男性から「トラックのキャビンから火が出ている」と消防に通報がありました。消防によりますと、火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、トラック1台と乗用車5台の合わせて6台が事故に巻き込まれ、男性2人が足にけがをしました。命に別状はないということです。
現場ではトラックや車から炎と大量の黒煙が上がり、時折爆発音が聞かれました。事故を目撃したドライバーは「渋滞している所にトラックが突っ込んで、運転手はしばらく寝ていたが、起き上がって避難していた。びっくりした」と話していました。
現場は美川ICから金沢方面におよそ1キロの片側2車線の直線道路で、手取川橋の架け替え工事で対面通行となる区間の手前でした。
この影響で北陸自動車道は美川ICと白山ICの間の上下線で通行止めとなっていて、前後の区間やう回路の国道8号などで混雑しています。通行止め解除の見通しは立っていません。