アニサキスによる食中毒予防のポイントは

◇予防のポイント◇(広島市HPより)
アニサキスは、食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびでは死滅しません。
しめさばなどの加工品も、刺身と同様に注意が必要です。
次の方法で予防しましょう。

1.加熱
加熱により死滅します。筋肉の内部まで入り込んでいる場合があるため、中心部まで十分に加熱しましょう。60℃以上で1分、または70℃以上だと瞬時に死滅します。

2.冷凍
冷凍により死滅します。マイナス20℃で24時間以上を目安に内部までしっかり冷凍しましょう。

3.除去
アニサキスは通常、魚の内臓に寄生していますが、魚が死に、鮮度が落ちると内臓から筋肉に移動します。筋肉に移動したアニサキスは発見が難しくなるため、早めに内臓を除去しましょう。
魚介類を刺身などに加工する際は、アニサキスが寄生していないか目視で確認し、取り除きましょう。
内臓にアニサキスがいたときは、刺身やしめ鯖など生で食べる料理には使用しないでください。