大分県臼杵市は、高額介護サービス費の返還請求事務において、3年間でおよそ120万円の未処理があったと発表しました。

高額介護サービス費は、介護保険のサービスを受けた人で負担限度額を超えた人を対象に支給される制度で、患者の所得や課税状況で支給限度額が変わると再計算して返還請求しています。

市によりますと、未処理となっていたのは2019年11月以降の3年間で、請求対象は33人、総額およそ123万円にのぼるということです。

職員1人に事務を任せていたことが原因で、市は対象者に電話などで謝罪したうえで返還請求するとともに、再発防止に取り組むとしています。