外国からの観光客も含めて雪の観光シーズンは間もなくですが、観光地は期待と少しの不安があるようです。スキー場で取材しました。



志賀高原では、11月9日、横手山・渋峠スキー場が最速でオープン。
隣接する熊の湯スキー場も12月3日に営業を始めました。
オープン初日には、昼過ぎまでに650人が訪れ初滑りを楽しんでいました。
「最高です!もっと雪降って全部滑りたいです早くまた来ます!」
「すごいですねいっぱい並んでて大変です」
「長野の雪は柔らかいね私は初心者でよくわからないけど」
「きょうは天気もとても良くて青い空に大勢のスキーヤーがいてとてもいいね」
2022年10月の新型コロナによる入国規制の大幅な緩和で、外国人スキー客の姿もありかつてのにぎわいが戻り始めています。

一方、こちらもスキー客の回復に期待を寄せますが…。

(レポート)
「暖かな日差しがさす野沢温泉スキー場歩いているのはゲレンデ雪はまったくないしかし、山の上部にはわずかな雪」
スキー場に設置された温度計は、午前10時過ぎの時点で11度を示していました。
野沢温泉村の12月の最高気温の平均は統計開始以降(1991~)、4.7度ですが、2022年の(6日まで)最高気温の平均は、5.5度と思うように冷え込みが進みません。

スキー場ではシーズンに向けて準備が進められています。
(野沢温泉・片桐幹雄社長)
「これからシーズン始まるので最終チェックですね(ゴンドラの)ブレーキチェックとか細かなテストをして万全な態勢でできるように準備しています、一刻も早くたくさんの皆さんに乗車していただきたい」
また、シーズン券の売れ行きからも期待が膨らみます。
「こちらでシーズン券の対応をしているこれからの準備ですね、去年と比べて115%となっていてまずまずの滑り出しとなっている、外から来られるということになると積み上げになるので、去年よりは間違いなく増えてくると期待している」
グリーンシーズンを思わせるゲレンデの状況にスキー場では・・。

(野沢温泉・片桐幹雄社長)
「後はもう雪ですね冷えて十分な雪が来ると間違いなく皆さんすぐにでも滑れますのでこちらとしてはその準備をしっかりやって後は雪を待つばかりですね、冷え込んでさえくれればある程度滑れる状況になると思う」