障がい者雇用の課題を理解し支援に繋げようと、愛媛県松山市内でシンポジウムが開かれました。

松山青年会議所が開いたシンポジウムには、企業経営者などおよそ50人が参加し、まず塩出祐貴理事長が「福祉に関する問題解決の参考にしてほしい」とあいさつしました。

そして、長崎でファストフード店を運営するエス・ケイ・フーズの中村こずえ相談役が、18年前に障がい者雇用を始めたきっかけを語り「すべての人にチャンスを与えられる会社を作って」と呼びかけました。

(エス・ケイ・フーズ・中村こずえ相談役)
「すべての人の可能性を信じて、共に皆さんも会社もスタッフも地域も成長できるように、そういう風な地域になることを心から願っています」

主催した松山青年会議所では今後、障がい者雇用を進めるため具体的な支援策を検討する方針です。