群馬県館林市でランドクルーザー1台を盗んだとして、ブラジル国籍の男が警視庁に逮捕されました。

コレイア・サトウ・マルセロ容疑者(25)は、今月16日、他の人物と共謀し、館林市内の住宅の駐車場からランドクルーザー1台を盗んだ疑いがもたれています。

警視庁によりますと、コレイア容疑者は、車のシステムに不正にアクセスして鍵をあける特殊機器「CANインベーダー」を使って盗んだということです。

取り調べに対して、コレイア容疑者は「車を盗んだことに間違いない」と容疑を認めているということです。

また、犯行の翌日には、別の男(43)が栃木県小山市内で、このランドクルーザーを盗んだものと知りながら保管していたとして現行犯逮捕されていて、警視庁はこの男も事件に関与したとみています。

警視庁は、この2人が盗んだ車が、去年10月以降、群馬県など関東地方を中心に少なくとも50件以上、総額2億3000万円相当だとみて詳しく調べています。