長年所在不明になっている山梨県の天然記念物の化石6点のうち2点が甲府市の県立愛宕山少年自然の家でみつかりました。

見つかったのはツキヒガイ化石とビノスガイ化石です。
大月市で発掘された600万年以上前のもので県の天然記念物に指定されています。

県によりますと化石は県立愛宕山少年自然の家のロビーに展示されていて11月30日施設から情報提供があり、所在不明の化石と確認できたということです。

ただ展示を始めた時期や経緯などは分かっていません。今後は県立博物館で保管することにしています。

県は3年前、7点の化石の所在が分からないことを公表していて、これまでに都留興譲館高校で1点が見つかっています。

県は残り4点についても情報提供を呼びかけています。