備前焼作家・藤原和さんの作品展が、岡山市北区で始まりました。「単純・明快・豪快」が、人間国宝だった祖父の代から受け継いできた藤原家の作品の特徴です。

藤原和さんの作品展には、手びねりの作品や壁画など新作を含めた81点が並んでいます。

3代それぞれの作品の破片を使い、祖父と父への敬意を表した作品のほか、新作「土の聲」は、作陶で感じた土の想いを思うままに表現しました。

(備前焼作家 藤原和さん)
「備前ってこういう歴史があって、ここまで続いてきているんだなというのを、なんとなく感じていただければ」

「第十回備前藤原和陶展ー土の聲ー」は、天満屋岡山店で12月13日まで開かれています。