10月19日未明、静岡県御殿場市の交差点で、酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、別の乗用車に衝突したにもかかわらず、そのまま逃走したとして、ブラジル国籍の54歳の男が逮捕されました。

過失運転傷害と道路交通法違反(事故不申告・救護措置義務違反・酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたのは、清水町に住むブラジル国籍で自称・工員の男(54)です。

警察によりますと、男は19日午前3時半ごろ、酒を飲んだ状態で乗用車を運転して御殿場市神場の交差点に侵入し、御殿場市内に住む男性(25)が運転していた車に衝突した後、そのまま逃走した疑いが持たれています。

男性は足などを打つ軽傷を負いました。

男性からの110番通報を受け警察が駆け付けた際には、男は歩いて立ち去っていたということですが、警察が現場の調べを進めている最中に戻ってきたということです。

男の様子や酒の臭いがしたことなどから、所要の捜査を経て男の逮捕に至りました。

これまでの警察の調べに対し、男は、事故を起こしたこと自体は認めているものの「飲酒はしていない」と容疑を一部否認しています。