クマの出没が相次いでいる札幌市では、18日高齢者施設の近くに居座り続けていたメスのクマ1頭が駆除されました。

・荒木颯太記者
「午後0時49分、およそ1分間の間に2発の銃声が響き渡りました」


18日午前8時過ぎ、札幌市手稲区手稲金山にある高齢者施設の関係者から隣接する林にクマがいると警察に通報がありました。

市の職員や猟友会のハンターらが現場でクマ1頭を確認、その場に居座り続けたためハンターが発砲して駆除しました。

駆除されたクマは体長1.1メートルのメスだということです。


・札幌市の担当者
「きのう出ていた個体とは特徴が一致、おそらく一緒のクマだと思う」

周辺では、17日もクマが3時間近く居座り続けました。


市は、今後、別のクマが出没するおそれもあるとして、電気柵を設置して注意を呼び掛けています。