地元の高校生が街中で拾ったゴミの量を競うユニークなイベントが18日、金沢市で開かれました。
金沢市で開かれた「スポGOMI甲子園」の石川県大会。高校生が3人1組となり、制限時間60分の間に決められたエリア内でゴミを拾ってその質と量を競うものです。今回は石川県内の9つの高校から14チームが出場し、竪町や柿木畠など人通りが多い場所を中心にゴミを集めました。


参加した生徒
「車から(ゴミを)捨てている人とかたまに見る。自分もやらないようにしていきたい」
日本財団スポGOMI連盟・小西和孝さん
「若い学生に参加してもらってゴミを拾うことでゴミを捨てない大人になってほしい」


現在深刻な問題となっている海洋ゴミの増加は、陸からでるゴミが原因と考えられていて、主催する日本財団ではこの大会が社会問題への意識を高めるきっかけになればとしています。この大会で優勝したチームは、12月に東京で開催される全国大会に出場します。