今年4月、アメリカ・ペンシルベニア州知事の公邸で起きた放火事件。その瞬間映像が公開されました。

見るも無惨に焼け焦げた室内。壁紙やテーブル、ソファなど、原型がわからないほどの状態になっています。一体、何があったのでしょうか。

ここは、アメリカ・ペンシルベニア州にある閑静な住宅街。すると、黒ずくめの男が敷地内に現れます。次の瞬間、一気に燃え上がる炎。男は窓をたたき割り、火炎瓶を投げ込んでいたのです。

これは今年4月、州知事の公邸で起きた放火事件の瞬間を捉えた映像。男は部屋の中に侵入すると、迷うことなく知事の家族や来客者などが寝ていた部屋に向かい、何度も扉をけり、ハンマーで破壊しようとします。

別の部屋に行くと、手にしていた火炎瓶に火をつけ、床にたたきつけます。

犯行時間はわずか1分40秒ほど。知事を含む公邸にいた22人はすぐに避難し、無事でした。

男は14日の裁判で知事や家族などに対する殺人未遂、また放火などの罪で禁固25年以上50年以下の刑が言い渡されたということです。