フィリピンの東にある熱帯低気圧は17日、西に進んでいて、18日には台風に発達する見込みです。

気象庁によりますと、熱帯低気圧は17日午後3時現在、北緯13度20分、東経130度00分に位置し、西へ時速20kmで進んでいます。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。

熱帯低気圧の予想進路図 17日午後3時

▼18日午後3時には台風に発達し、フィリピンの東を西へ時速25kmで進む見込みです。中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sと予想されています。

▼19日午後3時には、台風はルソン島付近に達し、北西へ時速25kmで進む見込みです。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sと予想されています。

▼20日午後3時には、台風は南シナ海に抜け、西へ時速20kmで進む見込みです。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sまで強まると予想されています。

▼21日午後3時の予報では、台風は南シナ海を西へ時速10kmとやや速度を落として進む見込みです。中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は23m/s、最大瞬間風速は35m/sとさらに勢力が強まる見通しです。

▼22日午後3時には、南シナ海で台風は西南西へゆっくりと進み、中心気圧は992hPaまで低下、中心付近の最大風速は25m/s、最大瞬間風速は35m/sと予想されています。

熱帯低気圧進路予想図(広域図)17日午後3時 気象庁
熱帯低気圧進路予想図(拡大図)17日午後3時 気象庁

台風の予報進路は、予報の期間が長くなるほど誤差の幅(予報円)が大きくなります。最新の情報を確認するようにしてください。