年末年始の利用客を高校生が手がけた「書」で歓迎しようと、JR大分駅に地元の魅力を発信する作品が展示されています。

この作品展示は、JR大分駅が高校生の力強い書で利用者を元気づけようと企画しました。

プラットホームには大分市内4つの高校の書道部で活動する生徒が手がけた作品6点が展示されています。

参加校の一つ、大分西高校では列車で通学している1年生部員2人が県の地図の上に名物の関アジ関サバや、おもてなしの言葉を載せて作品を仕上げました。

(金井茉里奈さん)「枉駕来臨訪問を歓迎する敬語表現なんですけど、大分駅に来た人を歓迎するという意味で力強く書くことを意識しました」

(今池結愛さん)「とり天とか(地元の)魅力のものも書いているので、調べて大分の魅力に触れてもらえたらうれしいと思います」

このほか「荒城の月」や湯けむりなど象徴的な言葉で帰省客を迎える作品も。

今回の企画は若手社員からの提案で実現したそうです。

(JR大分駅・恋塚秀和駅長)「ようこそ大分にという気持ちがあふれる作品ばかりでした。構想からしっかり考えてもらった思いがたくさん詰まった書ですので、多くの皆さんに見てもらいたいと思っております」

作品は来年1月10日まで展示されています。