市町村の判断で、市街地などに侵入したクマやイノシシを猟銃で駆除できる「緊急銃猟」。
16日、島根県益田市で、西日本では初めての「緊急銃猟」の研修会が開かれました。

環境省が開いた研修会には、中国地方を中心に、行政関係者やハンターなどおよそ130人が参加しました。

市街地など、人の生活圏に出没するクマによる被害が相次ぐ中、この「緊急銃猟」は、猟銃以外での捕獲が困難とされた場合に、市町村の判断で猟銃を使うことが認められる制度です。

今年9月施行されましたが、安全性なども問われるため、参加者は、動画やメモをとりながら、確認や手続きの仕方についての説明について、注意深く聞き入っていました。