子どもと一緒に車で外出する機会が増える年末年始を前に、「チャイルドシートの安全な使い方」を学ぶ講習が岡山市北区で開かれています。

正しいチャイルドシートの使い方とは?ポイントを聞きました。


「ベルトの部分が大人でいうシートベルトの役割をしますので、この調整もお子様の体格に合わせて」


JAF岡山支部が、子どもとの外出が増える年末年始に向け、チャイルドシートの安全な使い方を学んでほしいと開いている講習会です。


間違った使い方をするとこんな危険が・・・(動画参照)


危険から身を守るために、チャイルドシートの設置にはポイントがあります。


(三輪響記者 リポート)
「肩の上にあるベルトを体重をかけて強く引っ張って、こちらがピンと張った状態になるとしっかりと固定することができます」


正しい使い方で、安全を守ることができるチャイルドシート。6歳未満の子どもには法律で乗車中の使用が義務づけられています。

しかし6歳を過ぎても、身長が140センチを超えるまでは、チャイルドシートやジュニアシートの着用が必要だといいます。


(JAF岡山支部 建部拓さん)
6歳で辞めてシートベルトを使うとなると、肩にくるべきベルトが首にかかったり、腰にくるべきベルトがおなかにかかったりする。それで衝撃を受けると体に大変なダメージが来ます」

また、帰省が迫る年末だからこそ、気を付けてほしいことがあると言います。



(JAF岡山支部 建部拓さん)
「おじいちゃんおばあちゃんの世代、チャイルドシートでの子育てを経験していない世代の方が『ちょっとくらいいいじゃないない。膝の上に来なさい』とやってしまうと非常に危険な状態になります」

「チャイルドシートやジュニアシートを付けていただいて、安全安心に過ごしていただきたい」


大人はシートベルト、子どもはチャイルドシートを。どちらも正しく使用することでもしものときに命を守ることに繋がります。