山梨県北杜市が運営する太陽光発電所で、送電用の銅線ケーブルが大量に切断され、数百mが盗まれていたことが分かりました。
発電所は稼働を停止して、復旧のめどはたっていません。

北杜市長坂町にある「北杜サイト太陽光発電所」。
施設を囲う高さ180㎝のフェンスは…

雨宮希成 記者:
フェンスの金網が切られてしまっています。

北杜市によりますと、敷地内の地下に敷設された送電用の銅線ケーブルが大量に切断され、持ち去られていました。

無くなったのはあわせて数百mに及びます。

この施設は北杜市が運営する、出力およそ1800kWの太陽光発電所です。

12月4日の未明、管理会社が設備の異常を検知して被害が判明し、発電所は停止し復旧のめどはたっていません。

太陽光発電施設から銅線のケーブルが盗まれる被害は全国の各地で確認され、市は被害状況を詳しく調べ、警察に被害届を出すことにしています。