このほど島根県警が、警察犬ならぬ警察ネコを使った交通安全のPR動画を作りました。
ユーチューブでの再生回数が、たちまち1万回を超える人気となっていて、新作もまもなく公開されます。


記者 入江直樹
「おおっ、これすごいですよ。ネコがかわいい」

島根県警の公式ユーチューブチャンネルで現在公開中の「我が輩はぴー太郎 交通警察ネコである!」。

ネコのぴー太郎が、交通ルールの大切さを伝える内容で、現在、第1弾と第2弾が公開されています。

すでにそれぞれ、1万1000回以上再生され、県警のほかの動画とは桁違いの数字となっています。

島根県警 道仙昌弘交通部参事官
「ネコは老若男女本当にかわいがられます」

交通警察ネコの動画を発案したのは、島根県警の道仙昌弘交通部参事官です。

道仙さんは、ホテルマンらが取得するサービス接遇資格を持ち、県警の広報官も務めたことがあってPRはお手の物。

自宅近くで飼われていたぴー太郎を、警察ネコに抜擢しました。

島根県警 道仙昌弘交通部参事官
「愛嬌があって非常にのんびりで。本当にかわいいネコです。(Q:1万回以上の再生回数は想定内?)いえ、想定外です。ここまで伸びるとは思いませんでした」

ぴー太郎の抜擢の理由は、かわいいネコだからという訳ではありません。

「ぴー」はPOLICEの「P」にひっかけていて、ぴー太郎はトラ模様なのですが、交通の意味のトラフィックをかけたということです。

横断歩道の渡り方を扱う第3弾も、すでに撮影を終えていて、12月中に公開予定。
ぴー太郎の今後の活躍に注目です。