今年8月の長崎県内の貿易額は輸入額が輸出額を上回り、2か月連続で輸入超過となりました。

長崎税関によりますと、今年8月の県内の輸出額は224億2200万円で前の年の同じ月より81%増加して2か月ぶりに前年比プラスとなりました。パナマやキプロスなどに向けた新造船が4隻と、前年を2隻上回ったことが主な要因となっています。

一方、輸入額は249億700万円で、前の年の同じ月より15.8%減少して5か月連続で前年比マイナスとなりました。石炭などの鉱物性燃料の輸入額が前年より減少したことなどが要因となっています。
この結果、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支はマイナス24億8500万円で、2か月連続の輸入超過となりました。