来週予定される総理大臣指名選挙で野党として「総理候補」を一本化することは出来るのでしょうか。その試金石となる幹事長会談がまもなく始まります。国会から中継です。

会談を呼びかけた立憲民主党としては今回の幹事長会談を経たのち、維新・国民民主党との党首会談につなげたい考えです。

会談に先立ち、立憲民主党は幹部の会合で総理指名選挙をめぐる対応を野田代表に一任することを決定しました。

野田代表は公明党が連立政権から離脱したことで、自民党から政権を奪う「十数年に一度のチャンスだ」と話していて、3党での一致点を見出したい考えです。

一方、国民民主党は連携の条件として、立憲民主党に対し安全保障などの基本政策を転換するよう求めていて、それが出来なければ総理指名選挙で野党候補を一本化することには応じない構えを見せています。

これに対し立憲民主党内からは「政策については飲むことが出来る」と柔軟に対応することを示唆する幹部もいることから、会談ではお互いが歩み寄る姿勢を見せられるか、そのまま平行線をたどるのかが焦点となります。