熊本市で今年の真夏日の日数が、過去最多の「106日」を記録しました。
衣・食への影響を見てみましょう。今年の暑さは、私たちの食卓に影を落としています。また、季節先取りのファッション業界からは「業界も変わってきている」という声も挙がっているようです。
「農家も、私たちも大変」
記者「こちらの直売所には朝から多くの人が詰めかけ、昼前にはもう野菜がほとんどありません」
買い物客「もっと早く来れば良かった、空きばっかり」

熊本県内各地の農畜産物が並ぶ直売所。新鮮な野菜の数々に買い物客の手は伸びるものの…。
買い物客「握って見たけど高いからやめた。本当に高い、びっくりします」
買い物客「しょうがないですよね、天候のせいで。農家の人も気の毒だし、私たちも大変だし。でも秋になったら野菜が色々出てきて嬉しいです」
この店によりますと、暑さの影響でダイコンやキャベツ、ハクサイの出荷量が少なく、例年より10円から20円高くなっている野菜もあるということです。

また、今が旬のナシも日に焼け、店頭に並ぶ量はまだ少ないといいます。
食欲の秋。ただ、旬の味覚は財布との相談になりそうです。