クマの出没が相次いでいる札幌市西区で、13日朝、設置した箱わなにかかったクマ1頭が駆除されました。

札幌市西区西野で駆除されたのは、箱わなにかかったメスのクマで、体長およそ1.4メートル、前足の幅は12センチで、推定年齢は不明です。

西野周辺では9月下旬から、複数のクマが市街地などで相次いで目撃されているほか、隣接する平和地区では、男性がクマに襲われる事故も起きています。

このため、札幌市は、箱わなを設置し、9日と11日にも箱わなにかかったクマが駆除されています。

西区には「ヒグマ警報」が出されていて、札幌市は、引き続き西野地区の公園3か所と、「西野市民の森」を閉鎖して注意を呼び掛けています。