坂本龍馬が脱藩する際に歩いたとされる道を走る「龍馬脱藩マラソン大会」が高知県梼原町で行われました。

スタート前にみんなで「頑張るぞ!」(高知・梼原町)

▼「脱藩するぞ!オー!」「頑張るぞ!オー!」

この大会は、ランナー同士の交流や地域活性化につなげようと毎年行われています。12回目の今年は42.195キロの「フルコース」と、半分の「ハーフコース」、そして「10キロコース」に県内外から869人が参加しました。このうち、フルコースは急な山道を走る区間があり、ランナーたちは苦戦しながら上っていきます。

険しい山道を走る区間がありランナーは苦戦しながら登っていく(高知・梼原町)

▼山道を上るランナー
「クモの糸にすがった感じ、やっと登れた」

沿道からは温かい声援が送られた(高知・梼原町)

沿道からの温かい声援を受けながら、ランナーたちは懸命にゴールを目指していました。

懸命に走り、ゴールテープを切る参加者(高知・梼原町)

▼完走した人
「めっちゃ山道がきつくて途中諦めそうになったけど、なんとか走り切ることができた。(お年寄りから)小さい子まですごくいろいろなもの(応援グッズを)を叩いてくれて助かった」

「フルコース」の年齢別の優勝者は、男子の部は高知県南国市の上田隆一さんと、高知県いの町の遠藤紀元さん、女子の部は愛媛県の古谷紗弓さんと、石河智子さんでした。