旧静岡県清水市で一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」の再審=裁判のやり直しを巡る最後の三者協議が12月5日、東京高裁で行われました。「5点の衣類」をめぐり、弁護側と検察側の主張は最後まで真っ向から対立しました。
<主任弁護人 西嶋勝彦弁護士>
「(再審)開始決定になるだろうと思っている。それ以外は考えられない」
12月5日行われた最後の三者協議では、弁護団が事前に提出した最終意見書の要点を裁判官に説明しました。
弁護側は犯人が着用していたとされるいわゆる「5点の衣類」の血の赤みについて、実験などの結果、「血痕を長期間、みそにつけると赤みは残らない」と結論付け、「5点の衣類」はいずれもねつ造されたもので、袴田さんは犯人ではない、とあらためて主張しました。
一方、検察側は独自の実験の結果、長期間みそ漬けにしても血痕の赤みは残ったと主張しました。
5日は、袴田巖さんの姉・秀子さんも傍聴したほか、午前中には、裁判官が袴田さん本人と面会したということです。
東京高裁は、2023年3月末までに判断を下す見通しです。
注目の記事
【シリーズ人口減少・宮城①】3本柱で人口減少に抗う!東北唯一の"自立持続可能性自治体"大衡村の取り組みとは

ペットもかかる“熱中症” 散歩や室内での過ごし方など これまでの当たり前は通用しない? 飼い主が知るべき「新常識」

80年以上口を閉ざしてきた記憶 満州での過酷な逃避行と母の決断 91歳男性の証言【終戦81年】

「私はすぐさま殺しに行きました。飛びかかりに行きました」裁判所で娘を殺害した少年に対面した父 遺族を襲うマスコミの過熱報道と司法の壁「減刑された理由はなんですか、裁判長」【女子中学生殺害遺棄事件/第3話】

11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは








