■第34回全日本高等学校女子サッカー選手権大会東京予選 決勝 十文字 2-1 修徳(11日、駒澤オリンピック公園補助競技場)
全日本高校女子サッカー選手権東京予選の決勝が行われ、十文字が2-1で修徳を下し3大会ぶりの優勝を飾った。
十文字は今大会、ベストエイトからの登場。攻撃力が爆発し晴海総合に16-0で圧勝すると、準決勝でも東大和を3-0で下し、無失点での決勝進出を決めた。修徳もベストエイトから登場し杉並総合を1-0で破ると、準決勝では飛鳥を2-0で下し、こちらも無失点で決勝へと駒を進めた。
2021年と22年は十文字が修徳を下し連覇、23年と24年は修徳が十文字を下し連覇を達成した。因縁の両チームによる東京予選の決勝は前半3分、修徳が星野佑佳(2年)のゴールで1点を先制する。一方、十文字も23分に松田夏芽(2年)のシュートで1点を返し、1-1の同点に追いつき折り返した。そして後半9分、十文字の中島葵(1年)のゴールが決まり2-1と逆転に成功。必死の攻撃を見せる修徳をはね返し続けた十文字がリードを守り切り、東京予選を制した。
東京からは優勝校、準優勝校の2チームが全国大会に行けるため、十文字と修徳の出場が決まった。第34回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は12月29日から2026年1月11日まで兵庫県で行われる。