九州・山口を代表する6人の陶芸家の作品を展示・販売する催しが、福岡市のデパートで開かれています。
福岡市天神の福岡三越では、九州・山口の6人の陶芸家でつくる「ニシカラ會」の作品約400点が展示・販売されています。
「ニシカラ會」は、伝統の技法を受け継ぎながら現代的な色や形を取り入れ西から新たな風を吹かせようと名付けられました。
小石原焼の太田富隆さんの作品は通常、模様をつける際に使う「飛びかんな」を使わず、稲穂を束ねた「わら刷毛」で線を描いています。
●小石原焼の陶芸家 太田富隆さん
「(土を)こねたり、ゆがませたり、そういうところで自分なりの表現をしていくかが各作家の力量なので、そこを今回の展示会で見ていただきたいと思います」
この催しは13日まで開かれています。