北海道むかわ町で札幌の55歳の男性が遺体で見つかった事件で、10日新たに36歳の男が警察に出頭し、死体遺棄の疑いで逮捕されました。
新たに逮捕されたのは、苫小牧市泉町2丁目の自称自営業、安田和輝容疑者(36)です。

安田容疑者は8月、すでに逮捕されている大上文彦容疑者(49)、梅津悠希容疑者(36)、岡崎勇貴容疑者(37)と共謀し、むかわ町の山中に西村隆行さん(55)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。
安田容疑者は、10日午後7時すぎに警察署に出頭。
携帯電話の通信記録などから大上容疑者が、安田容疑者に遺体の遺棄に関しての相談していたということです。
その後、安田容疑者から岡崎容疑者へ、岡崎容疑者から梅津容疑者への通信記録が確認されました。
西村さんを刃物で切り付けた疑いで逮捕された大上容疑者は、調べに対し「安田はよく連絡を取り合う兄弟みたいな関係」「岡崎は安田の舎弟のような存在」「梅津とは親しい関係ではない」とそれぞれの関係について説明しているということです。
捜査本部は事件の全容解明に向け、調べを進めています。