青森県鶴田町の特産品で、栽培面積と生産量日本一を誇るブドウ=スチューベンを日本全国に届ける宅配便の第一便が出発しました。
鶴田町の道の駅で行われた出発式では、津軽ぶどう村の須郷貞次郎 代表が挨拶をしたあと、「ひなずる幼稚園」の園児による和太鼓とダンスで第一便の出発に花を添えました。
2025年のスチューベンは病害虫の発生がみられ、夏場の暑さの影響で粒が小さいながらも、糖度が上がり、甘みの詰まった出来となりました。
津軽ぶどう村 須郷貞次郎 代表
「国内で作っている品種の中で、一番甘い・うまいので食べて。スチューベンは果汁で食べるブドウなので、じっくり口にほうり込み、果汁の甘さを楽しんでほしい」
第一便の発送の積み込み作業を園児が手伝ったあと、関係者がテープカットをして、約400ケースを積んだトラックの出発を見送りました。
スチューベンの宅配サービスの申込期間は11月28日までで、津軽ぶどう村では2025年、鶴田町のふるさと納税の返礼品と合わせて1万ケースの発送を目指すとしています。