岩手県議会9月定例会は10日に本会議が開かれ、農業に影響を与える渇水の対策に必要な経費などを盛り込んだ、補正予算案などを可決しました。

本会議では補正予算案を含む県が提案した26件の議案の採決が行われました。

このうち、補正予算案では、農作物の生育に影響を与えている渇水や高温対策のために農業団体が行う応急ポンプの設置費用の補助として、3000万円が計上されました。

また、2020年に盛岡農業高校でハンマー投げの鉄球が生徒に当たった事故で、県教育委員会が賠償金を支払って元生徒と和解する議案も提案されています。
採決の結果、すべての議案が全会一致で可決されました。

県議会9月定例会は14日から、2024年度決算の審査が行われます。