患者が最後に希望する医療やケアを事前に話し合う「アドバンス・ケア・プランニング」を学ぶ公開講座が24日、盛岡市で開かれました。

この公開講座は岩手県医師会と岩手県が開いたもので、一般市民のほか医療や介護福祉関係者などおよそ230人が参加しました。
テーマとなった「アドバンス・ケア・プランニング」は、人生の最期における医療や介護について、本人が家族や医療関係者などと事前に話し合い共有することです。

講師を務めた岩手医科大学・緩和医療学科の木村祐輔教授は「本人が次の世代にどのようにバトンを託すのかを考えるのが重要」とした上で「家族や医療者と将来に対する考えや価値観を共有してもらいたい」と呼びかけました。

参加者はメモを取りながら終末期の医療やケアについて真剣に考えていました。














