岩手県花巻市の矢沢地域で長年問題とされている悪臭について、地域住民から県へ要望書が手渡されました。

10日は花巻市の矢沢地域振興会中島健次会長から、県環境生活部の中里裕美部長と農林水産部の佐藤法之部長へ要望書が手渡されました。

要望書によりますと、矢沢地域では県化製油脂協同組合とその前身の施設が原因の悪臭に長年悩まされていて、地域には2028年に開校を目指す小中一貫の義務教育学校の建設が予定されているということです。

(矢沢地域振興会 中島健次会長)
「子どもたちのためにも、快適な教育環境を地元としても整えてあげなくてはならない」

地域の住民は問題の抜本解決に向け、県が主体的に取り組むことと施設移転の検討を要望しました。