滋賀県大津市で男子中学生がいじめを苦にして自殺してから14年となるのを前に、生徒が通っていた中学校では特別授業が行われました。

2011年10月11日、大津市内の中学校に通っていた当時中学2年の男子生徒が、自宅のマンションから飛び降り亡くなりました。

当初、大津市教育委員会は「いじめはあったが、自殺との因果関係は不明」として調査を打ち切りましたが、その後、第三者委員会が「いじめが自殺の直接的な原因」と認定しました。

きょう10月10日、男子生徒が通っていた中学校では特別授業が行われ、命の大切さなど、これまで学んだことを発表しました。

中学校の校長
「積み上げてきた取り組みや活動を、今後も風化させることなく継承し、そしてさらには進化させていきたいと考えております」