任期満了に伴う知事選挙は10月9日、告示され現職と新人合わせて5人が立候補して選挙戦を展開しています。

知事選に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、6選を目指す現職村井嘉浩氏(65)、元参議院議員の新人和田政宗氏(51)、自営業の新人金山屯氏(85)、元県議会議員の新人遊佐美由紀氏(62)、元角田市職員の新人伊藤修人氏(33)の5人です。

10月9日に告示された知事選挙の期日前投票が10月10日から始まり、有権者がさっそく一票を投じています。

JR仙台駅前のアエル5階に設けられた期日前投票所では、午前10時に受け付けが始まると有権者が一票を投じていました。

期日前投票は、投票日に仕事や旅行などの予定がある人が事前に投票できる制度です。前回4年前の知事選では宮城県内で全ての投票者の3分の1にあたる35万8070人が利用しました。

有権者:
「まずは経済対策。すぐに効果が感じ取れるようなそういう政策をしていただけるとありがたい」

有権者:
「病院の問題とかをもう少しよくできればと思って、一票を投じられる良い機会で自分の思いを伝えられる機会だと思う」

仙台市は、東北学院大学や市内の商業施設にも期間限定で期日前投票所を開設し、投票率の向上を目指しています。
知事選の期日前投票は宮城県内151か所の投票所で行われ、一部を除き投票日前日の10月25日まで投票を受け付けています。