ヒグマ警報が出ている札幌市西区の住宅街で9日夜、クマの目撃が相次ぎました。

クマが相次いで目撃されたのは、札幌市西区山の手5条10丁目です。

警察によりますと、9日午後7時半過ぎ、歩いて帰宅していた女性が住宅街の道路を横切る体長約1メートルのクマ1頭を目撃しました。

さらに午後9時すぎには、近くの斜面で別の住民がクマを見かけ「クマがうろうろしている」と通報しました。
クマはしばらく斜面に居座っていましたが、午後10時半過ぎに姿を消しました。

近くに住む人
「今回で2回目か3回目です。住みづらくなりました 」

札幌市は、10日朝から現場周辺のパトロールを行い、午前10時過ぎからクマの痕跡がないか調査しています。