NHKの「ニャンちゅうワールド放送局」の「ニャンちゅう」役などをつとめ、現在、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病中の声優・津久井教生さんがブログを更新。呼吸器の定期点検で、感じたことを綴りました。
津久井さんは、10月9日のブログに、「フィリップスの呼吸器の定期点検がありました 現在何かあった時のために予備の一台があるために 半年に1回の定期点検です」と投稿。続けて、「自発呼吸がALSの進行で弱ってしまった 私にとっては、呼吸器は大切な体の一部です」と綴っています。

今回の点検では、呼吸器をまったく同じ機種の新しい物に交換したとのことですが、津久井さんは、「あれっ…あれぇ~~… 全く同じ機種で設定も全く同じなのですが…やはり微妙〜に違うのです」と投稿。交換した呼吸器に、違和感を感じたことを明かしています。
津久井さんは、交換した呼吸器の感覚について、「最初にカフアシストのように ある程度、勢いよく空気が出るのですが 新しい呼吸器は、少し弱い感じです」。続けて、「『それいくぞ〜』から『いきますよ~』に変わった感じがするのです(笑)」と投稿。「妻も『今度の呼吸器は優しい感じだね』と… そうそう、そんな感じです」と綴っています。

そして津久井さんは、「呼吸器は生きているって体感したのでした」と投稿。
「今までの呼吸器、ありがとう たくさん私のクセに合わせてくれていたんだね
新しい呼吸器、これからよろしくね 自発呼吸の弱い私を支えてね 新しい相棒と仲良くなりまぁ〜す」と、大切な体の一部となっている呼吸器への、感謝の気持ちで締めくくりました。
津久井さんがALSの公表をしてから、今月で丸6年となります。1年前、公表5年の節目に更新したブログでも、津久井さんは次のように、周囲への感謝を綴っていました。

2024年10月10日のブログで、津久井さんは「2024年10月になりました。私がALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患していると公表して5年が経過したことになります」「病状の進行の早さからすると 5年も生きていてすごいと思います。家族と介護に携わってくださった皆さんに感謝です」と、闘病を支えてくれている周囲への感謝を投稿。
続けて「病気はいきなり目の前に現れるのです! どうか皆さん、日頃の健康チェックを大事にしてください 健康診断も出来るだけしましょう!予防医療も進化していますから」とファンへ呼びかけていました。

津久井さんの代表作には、人気アニメ作品【ご近所物語】の「西野ジロー」役や、【アリスSOS】の「トシオ」役などがあります。
【担当:芸能情報ステーション】