伝統工芸品「仙台箪笥」の職人の後継者を育成しようと10月9日、仙台市内でインターンシップが行われ、参加者した学生らが仕事を体験しました。

仙台市青葉区の仙台箪笥歴史工芸館で行われたインターンシップには、宮城県内外から学生ら6人が参加しました。国の伝統的工芸品に指定されている仙台箪笥は、豪華な金具が特徴で、唐獅子とボタンなどが描かれます。

6人は、仙台箪笥についての説明を受け、メモを取るなど熱心に話を聞いていました。また、職人の指導を受けながら、金槌とたがねを使ってアルミニウムを型紙に沿って打ち付ける作業を体験しました。

参加者「東京都から来ました。いろいろな職人の方とお会いさせていただいたり、貴重な経験をさせていただいているので、充実している」

参加者「(仙台箪笥は)すごく細かい職人さんの手作業、力強さが魅力。たがねを打つときの強弱が表情に出る、繊細さが難しいと思った」

今回のインターンシップは、仙台箪笥の職人「金具師」の後継者を育成しようと企画されました。