私立高校の保護者や教員でつくる団体が、入学金の補助の拡充などを青森県に要望しました。
私立学校の教員や保護者でつくる「私学をそだてる会」は8日、奥田忠雄 副知事を訪ね、就学支援や学校施設の耐震強化などを要請しました。
高校の授業料は、今年度は公立で無償化され、来年度からは私立でも実質無償化となる見通しです。一方で、入学金は公立高校が5650円であるのに対し、私立高校の平均額は約10倍にあたる5万円台で家計を圧迫しています。
私学をそだてる会 清野秀美 会長
「本人が行きたい学校をやめて、就職して、家にお金を入れることはいいが、自分で目標を持った学校に行ってもらいたい」
要望に対し、奥田 副知事は国の状況を注視し、適切な就学支援を維持したいとしています。