広島県大竹市で9日午前、貨物列車が脱線する事故がありました。列車の運転士が軽いけがをしました。
事故があったのは、JR山陽線、大竹駅構内の側線です。中国運輸局によりますと、午前11時25分ごろ、駅構内で、JR貨物が運行する貨物列車の貨車が脱線したということです。

当時は、貨車同士を連結する作業をしていたとみられています。その際、貨車が強い勢いで衝突し、ほかの貨車2両が脱線したということです。
大竹市消防本部によりますと、この事故で、列車を運転していた40代の男性が、右ひじを擦る軽いけがをしたということです。
運輸局は、JR貨物に対し原因の究明を指示したということです。