今年1月、12人が犠牲になったアメリカ西部ロサンゼルスの高級住宅街を襲った山火事で、29歳の男が放火の疑いで逮捕されました。事前に燃えさかる町の生成画像も作っていたということです。
逮捕されたのは、南部フロリダ州在住のジョナサン・リンダーネクト容疑者(29)です。
連邦検察によりますと、リンダーネクト容疑者は今年1月1日午前0時過ぎ、ロサンゼルス西部の高級住宅街としてしられるパシフィック・パリセーズ付近の丘で、草などに火をつけた放火の疑いがもたれています。
火は、駆けつけた消防が鎮圧しましたが、地中でくすぶっていたとみられていて、当局は6日後の1月7日に強風によって再燃し、住宅地に燃え広がったとみています。この火災では12人が犠牲になり、6000棟以上が焼けました。
リンダーネクト容疑者は、当時、現場付近に住んでいて、事件後、フロリダ州に引っ越したということです。
事件前には、チャットGPTで燃えさかる町や炎から逃げる人々の画像を生成していたということで、当局が動機など詳しい経緯を調べています。
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