俳優の小堀正博さんが、もう一つのキャリアである家庭教師の観点から、中学受験生たちに「やると決めたら前向きに」とエールを送っています。
小堀さんは自身のインスタグラムに「中学受験ってね、別にやらんでもいいんすよ」「だって日本は義務教育で」「でも皆は『自分で』中学受験の道を選んだ」と指摘。

中学受験にかけるお金と時間を「家族で世界一周旅行出来るくらい」「家族で海外旅行して色んな景色見て経験した方が人生豊かになる」「高校受験で、大学受験で、本当に勉強したいと思ってから頑張る道だってあるし、中学受験が全てではない」と、あえて逆の選択肢を挙げています。
しかし小堀さんは「その辞めたい、は本心?」「心のどこかでは続けたい、って思ってるんちゃうかな?」と子どもたちに問います。重ねて、「適当に気持ちを入れずにダラダラ何時間も勉強するなら、めちゃくちゃ集中して1時間勉強する方が定着する」と指摘。結果に差が出る原因を「時間の使い方や取り組む時の意識が違うから」と、明確な言葉で伝えています。

小堀さんは「いやいややるなら辞めよ」「やると決めたなら前向きにやろ」「決めるのは自分。親に言われたから、じゃない。自分。」と、人生を変えるのは自分自身だと告げ、「どうせなら気合い入れて前のめりにやる方がいいんちゃう?」と、中学受験生たちにエールを送っています。

小堀さんは昨年7月に、闘病を経て「ギラン・バレー症候群」から回復したことを明かしており、最近の投稿では「1年あれば、人間は変われる。」「状況は変えられる。」「絶望から復活することは出来る。」と、自身の経験を基にした強い思いを伝えていました。
【担当:芸能情報ステーション】