岩手県大船渡市がまとめた、2月に発生した大規模山林火災による産業などの被害総額は、9月に発表した額からおよそ13億円増えて42億円余りとなることが分かりました。

大規模山林火災の産業などの被害総額は9日に大船渡市が発表したもので、9月に公表した29億5308万円からおよそ13億円増えて42億6674万円に上りました。

額が一番大きかったのは水産業で、漁港施設への焼けた木の漂着被害などが判明し、合わせて20億9754万円に上りました。

また、林業関係では今回新たに県が管理する保安林10カ所で11億円を超える被害が追加され、12億9301万円となりました。

森林への被害は県が調査を続けていて、額は今後も増える見込みです。