非常に強い台風22号は現在、伊豆諸島に最接近しています。気象庁は暴風と波浪の特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけています。八丈島から現場の様子を伝えてもらいます。

八丈島には暴風と波浪の特別警報が出ていて、現在、八丈島は暴風域に入り猛烈な風が吹いています。

窓の外を見てみますと、木が大きくしなり、激しい雨が窓にたたきつける様子が白い波のように見えます。室内からも、うなるような風の音が聞こえ、時折、雨と風が一体となって窓ガラスを打ち付けドンという音がします。

八丈町役場によりますと、現在6つの避難所を開設していて、午前2時までに350人あまりが避難しているということです。

また、島内の一部で停電が起きていて、今いるホテルも明かりがつかない状態です。

さきほど、伊豆諸島南部に線状降水帯も発生しました。ほぼ同じ場所で非常に激しい雨が続き、災害の危険が急激に高まります。