今年も残り3か月を切りました。
島根県松江市の松江中央郵便局には、8日、来年用の年賀はがきが到着しました。

松江中央郵便局に搬入された来年用の年賀はがきは、段ボール212箱65万6000枚。
早速、市内や雲南市、安来市などの各郵便局に送るため、仕分け作業が行われました。

来年の干支は「午」。
年賀はがきは全部で7種類あり、このうち、島根県版は朝の連続ドラマ「ばけばけ」のモデルとなっている小泉八雲夫妻がデザインされています。

日本郵便によりますと、今年元日の年賀郵便物の配達数は4億9100万通で、前の年と比べると66%に減少。
山陰両県も、全国とほぼ同じレベルで減少しています。

こうした状況を受け、来年用の年賀はがきの発行枚数は、全国で7億5000万枚、去年の約7割。
松江中央郵便局の枚数は去年の半数近くまで減っています。

松江中央郵便局郵便部 吉田和正 副部長
「昨今は、SNS等でコミュニケーションを取られているのが多いが、やはり、手で書いたはがきというものは、ぬくもりがあると思うので、ご利用いただきたい」

来年用の年賀はがきは10月30日から販売され、年賀状の受付は12月15日から始まります。